ドラえもんの映画が初めて公開されてから・・・こんなに。時が経つのは早いですね。
子どもの頃みていた懐かしい映画を歴代順に紹介したいと思います。
懐かしさを味わっていただく為に、まずは、旧作バージョンで。
ドラえもんの映画の歴代
歴代映画①:ドラえもん のび太の恐竜
公開日 1980年3月15日
収入 15億6,000万円
動員数 320万人
ドラえもんの映画の最初の作品。ドラえもんらしく、のび太の優しさがにじみ出る感動の作品となっています。
冒険の舞台は白亜紀。ピー助とのび太の友情は、本当に感動します。
歴代映画②:ドラえもん のび太の宇宙開拓史
公開日 1981年3月14日
収入 17億4,000万円
動員数 360万人
宇宙の果て、コーヤコーヤ星でのび太がスーパーパワーの持ち主になって、悪人相手に大暴れ。
悪人ギラーミンとの対決に注目!
スーパーマンとなったのび太の活躍に注目です。普段、弱い少年のび太はここではヒーローです。得意なあれで対決!
「のび太、カッコいい」って思える作品です。
歴代映画③:ドラえもん のび太の大魔境
公開日 1982年3月13日
収入 12億1,000万円
動員数 250万人
この映画の舞台は、アフリカのジャングルに隠された犬の王国。人間界征服を企む悪大臣の野望をうちくだく!秘境を探す冒険なんてワクワクしますね。
ここで出てくるクンタック王子のペコの凛々しい姿に注目です。
歴代映画④:ドラえもん のび太の海底鬼岩城
公開日 1983年3月12日
収入 10億円
動員数 210万人
この映画の舞台は海底。海底に眠る鬼岩城で目覚めた破壊の神ポセイドンと、地球の滅亡をかけて対決!
しずかちゃんに恋してしまう、水中バギーが注目されている作品です。しずかちゃんの為に最後・・・
そんな感動的な作品。ですが、個人的には、エル君に冷静に感激します。この意味は作品を見ると分かります。
歴代映画⑤:ドラえもん のび太の魔界大冒険
公開日 1984年3月17日
収入 16億3,000万円
動員数 330万人
ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」で、のび太が創った魔法世界。大魔王デマオンとの対決。
魔法が使えたらって思うことありますよね。のび太の創りだした魔法の世界は、なぜか現実的。
ここに出てくるメデューサにドラえもんたちは石にされてしまいます。子供ながら、少し怖いと感じる作品でした。
歴代映画⑥:ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
公開日 1985年3月16日
収入 11億8,000万円
動員数 240万人収入
ドラえもんたちの前に現れた小さな宇宙人パピ。パピの命をねらってPCIA(ピシア)が襲撃をしかけてくる。
スモールライトを駆使してドラえもんたちが戦います。戦争というテーマのもと、戦車などが出てきます。リアルに戦争を想像してしまう作品といえ、何か考えさせられてしまいます。
大人になって観てみると、しずかちゃんに突っ込みどころが満載。なんて思うのは私だけでしょうか!?
歴代映画⑦:ドラえもん のび太と鉄人兵団
公開日 1986年3月15日
収入 12億5,000万円
動員数 260万人
北極でのび太がひろったザンダクロスとそれを追ってやってきた、スパイロボットのリルル。地球侵略の鉄人兵団と対決。
「鏡面世界」という道具が大活躍。おそるべし的、鉄人兵団たちに立ち向かえ!
敵のスパイだったリルルが次第にしずかちゃんに心を開いていくところが感動的です。女の友情に涙です。
歴代映画⑧:ドラえもん のび太と竜の騎士
公開日 1987年3月14日
収入 15億円
動員数 310万人
地底世界のお話。迷い込んだ地底世界でドラえもんたちが出会った竜の騎士バンホーさん。地底は恐竜が進化した地竜人の世界だった。
恐竜の絶滅のひみつに迫る大スペクタクル。
少し不気味な世界感を描いています。スネ夫の「ママー!」はこの作品でも健在。
歴代映画⑨:ドラえもん のび太のパラレル西遊記
公開日 1988年3月12日
収入 13億6,000万円
動員数 280万人
未来のゲームマシン「ヒーローマシン」から飛び出した『西遊記』の妖怪たちが歴史を塗り変えてしまった。妖怪たちが支配した世界は子どもの頃、怖かったという印象があります。
この作品だけ、藤子・F・不二雄先生じゃないんですよね。でも、何度も何度も観た、好きな作品です。
歴代映画⑩:ドラえもん のび太の日本誕生
公開日 1989年3月11日
収入 20億2,000万円
動員数 420万人
映画10周年を記念した大作。
7万年前の日本と中国大陸を舞台にヒカリ族を守って精霊王ギガゾンビと対決。
あとは、ドラえもんが精霊王ドラゾンビに変身した時に可愛いらしさ、大好きです。
個人的にはペガ、グリ、ドラコが好きで、このペットたちとの友情に涙です。
歴代映画⑪:ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)
公開日 1990年3月10日
収入 19億円
動員数 380万人
不思議なピンクのもやを抜けると、そこは動物たちが平和に暮らす星でした。
敵、ニムゲの正体は実は・・・。
ここでいつも強気なジャイアンが弱気になってしまう。星の侵略を守るためにドラえもんたちが立ち上がる!
動物の星で暮らす少年チッポとのび太の友情がいいですね。
歴代映画⑫:ドラえもん のび太のドラビアンナイト
公開日 1991年3月9日
収入 17億9,000万円
動員数 360万人
ドラえもんの道具「絵本入りこみぐつ」で絵本の世界へ。そこでしずかちゃんが行方不明に。しずかちゃんを助けるためにドラえもんたちの冒険が始まる。
敵である、アブジルとカシム、いかにも悪って顔してます。便利な道具も使い方で、楽しくも怖くもなるんですね。
個人的には、案内ガイドのミクジンが好きです。
歴代映画⑬:ドラえもん のび太と雲の王国
公開日 1992年3月7日
収入 16億7,000万円
動員数 340万人
ドラえもんの道具を駆使して、雲の王国を建設。ところが、天上人が暮らす天上世界に迷い込んでしまう。
建設した雲の王国は夢のような世界でした。楽しそう・・・。
迷い込んだ天上人により、天上世界から出られなくなる事態が。それには、恐ろしい計画があることを知る。
そのピンチを救ってくれるのは、のび太が以前助けた、あのお方。
地球の自然破壊について考えさせらる映画となっています。
歴代映画⑭:ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)
公開日 1993年3月6日
収入 16億3,000万円
動員数 270万人
機械が支配するチャモチャ星で独裁者のロボットと対戦!
可愛いおもちゃの世界ですが、ナポギストラー博士の陰謀が。人間をダメにして世界を支配するというのです。
SFのような世界観ですが、私たちの未来が、こうなるかもしれないという世界を描かれているような気がしました。
歴代映画⑮:ドラえもん のび太と夢幻三剣士
公開日 1994年3月12日
収入 13億3,000万円
動員数 270万人
映画15周年作品。のび太は、ドラえもんの道具「気ままに夢見る機」で『夢幻三剣士』の夢世界へ。
しかし、妖精大帝オドロームたちに侵略されていく。立ち向かうために、のび太は、伝説の英雄白金の剣士になり、ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんを巻き込んでいく。
最後まで、何かを思わせるような不思議な世界で、少しホラー的な要素があります。
好きな作品ですが、ちょっと怖い印象が。
歴代映画⑯:ドラえもん のび太の創世日記
公開日 1995年3月4日
収入 12億8,000万円
動員数 260万人
のび太が創りだした地球が舞台。
のび太は、夏休みの宿題で、新地球を作る。ところが、その地球は、空洞世界になっていて、昆虫人の世界があるという設定。
ドラえもんにしては、ストーリーが複雑な感じがある印象。
歴代映画⑰:ドラえもん のび太と銀河超特急(エクスプレス)
公開日 1996年3月2日
収入 16億5,000万円
動員数 310万人
ドラえもんが連れてってくれた、SL型の宇宙船銀河超特急で、宇宙旅行。宇宙最大の遊園地で満喫していると、宇宙人の攻撃が。
この宇宙人の正体とは。スネ夫はやっぱり乗っ取られちゃうみたいですね。のび太が大活躍の作品。
歴代映画⑱:ドラえもん のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記
公開日 1997年3月8日
収入 19億5,000万円
動員数 390万人
藤子・F・不二雄先生の最後の作品。「生命のねじ」で生命を吹き込んだぬいぐるみの町を小惑星に建設する。
凶悪な脱獄犯の熊虎鬼五郎のクローン軍団とドラえもんたちが戦う。
少し、他のドラえもんの映画の作品たちと違う印象。
歴代映画⑲:ドラえもん のび太の南海大冒険
公開日 1998年3月7日
収入 21億円
動員数 400万人
藤子・F・不二雄先生がお亡くなりになってから、初めての作品。のび太と少年ジャックとの友情も注目なんですが、個人的には、ジャイアンです。
今までの作品にはない、ジャイアンが女の子に好意を寄せられるという事が起こります。ここにも注目してほしいです。
歴代映画⑳:ドラえもん のび太の宇宙漂流記
公開日 1999年3月6日
収入 20億円
動員数 395万人
謎のUFOを追って、ドラえもんたちは宇宙へ。そこで出会う、宇宙少年騎士団だというリアンたち。一緒に宇宙の旅をすることに。
そこへ、独立軍という宇宙人の軍団が出現する。SF映画を描いた作品。
歴代映画㉑:ドラえもん のび太の太陽王伝説
公開日 2000年3月11日
収入 30億5,000万円
動員数 295万人
ドラえもんの道具である「タイムホール」が古代文明の世界に繋がってしまう。太陽王国マヤナにやってくると、のび太とそっくりのティオ王子と出会う。
敵である、魔女レディナを倒すべく、ティオと協力して対決するのです。
この映画、けっこう好きなんです。何度も観てしまいます。
歴代映画㉒:ドラえもん のび太と翼の勇者たち
公開日 2001年3月10日
収入 30億5,000万円
動員数 284万人
鳥人間の少年、グースケと友達になったドラえもんたち。
鳥人間の世界、バードピアへ行きます。一見平和に見えるバードピアですが、その裏で恐ろしい陰謀が・・・
これも、グースケとドラえもんたちの友情が見所です。
歴代映画㉓:ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)
公開日 2002年3月9日
収入 23億1,000万円
動員数 214万人
ロボット少年のポコは、超空間を通って地球に迷い込んでくる。ドラえもんたちは、傷を負っているポコを直すためにロボット王国へ。
しかし、そのロボット王国では、ロボットの感情を抜き取るという革命が。「ロボット改造命令」の進行を止めることができるのか。
ロボットの作品はたくさんあります。ロボットのテーマはドラえもんである以上、切っては切れないものですね。
歴代映画㉔:ドラえもん のび太とふじぎ風使い
公開日 2003年3月8日
収入 25億4,000万円
動員数 236万人
台風の子、フー子がとにかく可愛い。ドラえもんたちはフー子と一緒に不思議な風の世界へ。しかし、嵐族が襲ってきます。
スネ夫は、敵であるウランダに身体を乗っ取られてしまいます。ピンチを救うのは・・・。
フー子に涙が止まりません。
歴代映画㉕:ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
公開日 2004年3月6日
収入 30億5,000万円
動員数 283万人
大山のぶ代さんたちの声の映画の最後の作品となります。
のび太が拾った犬、イチとのび太の友情の話に感動。今までのドラえもんらしさは無いのですが、この作品は大好きです。
のび太のカッコよさを存分に描いた作品です。
ドラえもんの映画を観るポイント
映画の世界観が、作品によって違います。
パターンとして、
- タケコプターの電池はのび太から切れる。
- のび太は一人行動になるパターンが多い。
- スネ夫の身体はよく乗っ取られる。
- しずかちゃんは非常時にもお風呂、そしてよく攫われる。
- 映画でのジャイアンはイイ奴だし、のび太に優しい。
なんていう「あるある」もふまえて、作品の世界観をみてもらえたらと思います。
子どもたちを楽しませると共に大人たちへメッセージ性もあると感じています。
ドラえもんの映画 管理者のおススメ3選
ここでは、個人的に、ドラえもんの映画でおススメを紹介したいと思います。
おススメ映画①:のび太の恐竜
ドラえもんの映画の最初の作品として、みんなに愛されています。
やっぱり、ピー助が可愛い。のび太と友情の話はたくさんあるけど、この作品は大好きです。
恐竜は飼えないということで、引き取られてしまう時の別れのシーンは涙なしでは観られません。
おススメ映画②:ワンニャン時空伝
25作品ある中の25作品目。今までのドラえもん映画とは世界観やテイストが違うけど、やっぱりドラえもん映画のだいご味である友情は強いかなと思います。
のび太の拾ったイチの純粋な気持ちは、本当に胸を締め付けられます。のび太の「また明日くるね」を信じて、ここまで出来るんだと思い、感動で涙です。
ネコ好きな私にとって、ネコを悪に描かれてしますのは残念なところがありますが、悪者だったネコのズブも人間が生んだものかもしれませんね。
おススメ映画③:日本誕生
7万年前の日本で、秘密基地を作るという大胆な発想。それは雲の王国も同じような感じですが。ドラえもんは過去に作ってしまうのが好きなんですね。
ドラゾンビが大好きです。変なメイクのドラえもんが可愛いです。
ヒカリ族を助けるためにギガゾンビと戦うのも映画の見所ですが、ペガなど、やっぱり動物との友情が好きなようです。
ドラえもんの映画の歴代・まとめ
声優さんたちが変わる前の旧作ですが、歴代の映画をまとめてみました。
個人的な偏見と感想が入っていますが、温かく読んでいただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。